QUALIA ー最強総長×家出少女ー
☆☆☆
真夜中になって、何人かのAXISの組員が、お酒をもって二階の共有スペースに集まっていた。
組員の部下が私に飲み物をくれる。
隣には犬飼君が座る。
「碧颯太(あおいそうた)さん。見た目は女の子みたいで可愛いけど、立派な男だぞ。てか、颯子って誰だよ!?」
……将冴さんめ!
あのあと将冴さんは「面白そうだったからつい!」と平謝りした。
この恨み、絶対いつか晴らすから!
「男の子であんなに可愛い顔とか、反則だよ! 女子のうんと可愛い子より普通に上じゃん!」
颯子ちゃん、あらため、颯太君はルナの太ももの辺りに隠れながら、私のことを真っ赤な顔でにらんでいた。
その頭をルナがなでる。私だって、男の子に見られたの初めてだし。
「そうやって甘く見るなよ。颯太さんは最高幹部最強って言われてるからな」
真夜中になって、何人かのAXISの組員が、お酒をもって二階の共有スペースに集まっていた。
組員の部下が私に飲み物をくれる。
隣には犬飼君が座る。
「碧颯太(あおいそうた)さん。見た目は女の子みたいで可愛いけど、立派な男だぞ。てか、颯子って誰だよ!?」
……将冴さんめ!
あのあと将冴さんは「面白そうだったからつい!」と平謝りした。
この恨み、絶対いつか晴らすから!
「男の子であんなに可愛い顔とか、反則だよ! 女子のうんと可愛い子より普通に上じゃん!」
颯子ちゃん、あらため、颯太君はルナの太ももの辺りに隠れながら、私のことを真っ赤な顔でにらんでいた。
その頭をルナがなでる。私だって、男の子に見られたの初めてだし。
「そうやって甘く見るなよ。颯太さんは最高幹部最強って言われてるからな」