御曹司は魔法使い⁉︎
トラウマを告白 side寿貴
周と会うと聞いて、居ても立っても居られなかった俺は、花を迎えに行く事にした。
この1週間、終業後は毎日2人で過ごした。
かなり強引に誘っている自覚はあった。
でも、花は何も文句を言うこともなく、うちに来てくれた。
俺は最初に、友達になろうと言った。
言ってしまった手前、友達の距離感で接する努力はした。
でも、限界だった。
近くに居ると、触れたくなる。
思いっきり抱きしめて、キスをして、帰したくなくなる。
でも…そこから先は……。
自信がないんだ。
きっと俺は役に立たない。
花が欲しい。周に渡したくない。
でも、役に立たないとわかっている俺がいる。
誰にも言ったことがなかったことを、花には正直に話さなければいけないと思う。
「花。………………話がある。」
この1週間、終業後は毎日2人で過ごした。
かなり強引に誘っている自覚はあった。
でも、花は何も文句を言うこともなく、うちに来てくれた。
俺は最初に、友達になろうと言った。
言ってしまった手前、友達の距離感で接する努力はした。
でも、限界だった。
近くに居ると、触れたくなる。
思いっきり抱きしめて、キスをして、帰したくなくなる。
でも…そこから先は……。
自信がないんだ。
きっと俺は役に立たない。
花が欲しい。周に渡したくない。
でも、役に立たないとわかっている俺がいる。
誰にも言ったことがなかったことを、花には正直に話さなければいけないと思う。
「花。………………話がある。」