御曹司は魔法使い⁉︎
職場復帰かー。
仕事大好き人間だったんだけど…。
今は仁貴と離れるなんて
考えられないなぁ…。
「じゃあ、これ、予防接種のスケジュールは、わからなければ小児科ナースに指導を受けてね。」
「はい。ありがとうございました!」
横川先生が退出されて、入れ替わりに寿貴先生が入ってきた。
ここは院長先生の診察室なのだけど、今日は私達のために空けてもらっているから、院長先生は他の診察室を使われている。
他と違い、かなり広くゴージャスな造りの診察室だ。
「終わったか?」
「あ、うん! 特に問題なし。
順調に育ってるよ〜。はい。」
そう言って、仁貴を寿貴先生に渡す。
「そうか!
仁貴、良かったなぁ〜。よしよし。」
毎日見ていても、小児科医に大丈夫、と言ってもらうのは気持ちの上で違う。
それは寿貴先生も同じようだ。
「コーヒーハウスでお義父さん達、待ってるんだろ?送るよ。」
「うん。ありがとう。
6階の方は大丈夫なの?」
「問題ないよ。
今日はかなり前から予約取らないようにしていたから。午前中は花の診察のみにしている。」
それは申し訳ない。
でも、大切にされているとわかって嬉しい。
「良かった。じゃあ行こうか。
そのまま抱っこしててくれる?」
「わかった。」
◇◇
仕事大好き人間だったんだけど…。
今は仁貴と離れるなんて
考えられないなぁ…。
「じゃあ、これ、予防接種のスケジュールは、わからなければ小児科ナースに指導を受けてね。」
「はい。ありがとうございました!」
横川先生が退出されて、入れ替わりに寿貴先生が入ってきた。
ここは院長先生の診察室なのだけど、今日は私達のために空けてもらっているから、院長先生は他の診察室を使われている。
他と違い、かなり広くゴージャスな造りの診察室だ。
「終わったか?」
「あ、うん! 特に問題なし。
順調に育ってるよ〜。はい。」
そう言って、仁貴を寿貴先生に渡す。
「そうか!
仁貴、良かったなぁ〜。よしよし。」
毎日見ていても、小児科医に大丈夫、と言ってもらうのは気持ちの上で違う。
それは寿貴先生も同じようだ。
「コーヒーハウスでお義父さん達、待ってるんだろ?送るよ。」
「うん。ありがとう。
6階の方は大丈夫なの?」
「問題ないよ。
今日はかなり前から予約取らないようにしていたから。午前中は花の診察のみにしている。」
それは申し訳ない。
でも、大切にされているとわかって嬉しい。
「良かった。じゃあ行こうか。
そのまま抱っこしててくれる?」
「わかった。」
◇◇