御曹司は魔法使い⁉︎
「花は俺よりコーヒー好きの探究好きだからなぁ。
こういう探究心は親父譲りなんだろうな。」

「あぁ、確かに。
会長はコーヒー職人ですもんねぇ。」

「赤城さん!
ちょっと週末研究してみます。
研修室使いますね。
あ、松村さん!
明日にでも、お菓子買いに伺います。
オススメを教えてください!」

「え、花さんが来てくれるの?
それは光栄だけど…俺もそのNo.8ってコーヒー飲ませてもらえるなら、いくつでもお持ちするよ?」

「ホントですか⁉︎
嬉しいです〜。あ、研修室はこのタワーの27階になります。明日は休みなのでセキュリティが…」

おいおいおい…
そんなに簡単に約束していいのか?
周の思うツボだぞ?

「…花、お前は仕事熱心過ぎる。
それに、松村くんにも都合があるだろう。迷惑をおかけしてはいけないよ。
ねぇ、松村くん。」

うわ…こ、この眼力は…
確実に周を牽制している…
周、奥中さんの忠告を思い出せ。

< 49 / 170 >

この作品をシェア

pagetop