パリで出逢った ソウルメイト ②
夕方に日本からの寝具が届く事になっている私と優一さん。

翔太君も手伝ってくれると言ってくれて、私達はアパルトマンへ行き荷物を受け取り
私達の寝具と、あさってパリに来るパパとママのカバーをセットし、
それぞれの部屋に4組の布団をクローゼットの棚に片付けた。

リサは、翔太君の手際の良さに感心ていた。
「翔太君、凄く手際が良いし力持ちだね!」

「翔太君は、頭がいいからテキパキ動きながら、作業効率を考えてるんだわ〜」

「え〜、同時に色んな事を考えられるなんてスゴイね! 翔太君!」

「いえいえ、小さな頃からお布団を敷く係だったから、慣れてるだけですよ〜」

「若いのに君は、本当に謙虚だね!」

「へへへ。ありがとうございます!」

「よし!良介おじさんとおばさんが、美味しい夕飯作って待ってるから帰るか!」

「「は〜い!」」

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