パリで出逢った ソウルメイト ②
「リサ、カトリーヌおばさんに感謝だな!
あんな有名な建築家を紹介して貰えてさ〜!
親父達にもネットに載ってたのプリントアウトしてきたんだわ! この人だよハイ!」

親達は、みんな、エッ!っと驚いていた。

「ギャハハ。この人が有名建築家の斉藤 拓海さんだから! 
イケメン俳優と同姓同名なんだけど、本人も "月とスッポンです" って言ってたわ
良介おじさんなんか、熊五郎って言ってるし〜
でもさ、彼のデザインは繊細で温かいんだよ」

「そうか、また良介夫婦が福をもたらしてくれたんだなぁ」

「本当ネ〜優一にこんな綺麗で優しいお嫁さんと縁を繋いでくれたもんね〜!
あの夫婦は招き猫みたいだわ〜」

「本当ですね。 俺とエマの出会いもカトリーヌさんのおかげだしなぁ〜」

「きっと今頃、良介はくしゃみしてるな!」
ハハハ。ハハハ。

リサは、両家が仲良しなのも、良介おじさんとカトリーヌおばさんのおかげだなと思った。
ありがとう。おじさん、おばさん。

 
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