パリで出逢った ソウルメイト ②
「わかった!じゃぁ新婚旅行は、その有名な建築家の斉藤さんが手掛けた建物の見学ツアーにしよう!」

「いいのか?美咲! ありがとう!」

「雅也さん、美咲ちゃん、今度契約の時に斉藤さんの手掛けたヨーロッパの建築物の場所をオレ聞いておくな!
最近は、アムステルダムとか言ってたし、畳はドイツの仕事でとか言ってたかな?」

「あぁ、アムステルダムっていうのはアレだな…
優一さん!是非お願いします!」

「斉藤さんの熱烈ファンがいる事も伝えておくわ。熊五郎のファン!」

私と美咲は、結婚式の準備の話や結婚したら雅也さんの実家に入る事。
雅也さんのお母さんもパートしているから、家事などは、分担しながら協力する事など、雅也さんのお母さんが美咲の事を大事に思っているのが、話しの中からも伝わってきた。

美咲の左手には、幸せの婚約指輪が輝いていた。



 





 









 
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