パリで出逢った ソウルメイト ②
朝1番の飛行機に乗り、マルセイユへ行きラベンダー畑やもちろん石鹸の工場見学もし、
お土産も買って、優一さんから告白されたホテルでランチを食べていると、 
「リサゴメン、ちょっと待ってて、すぐ戻るから」
っと、入口の方へ向かい、ウェーターから花束を受け取って、私の席まで来て花束を渡された

そして、片膝をついて胸ポケットから四角い箱を開けて、指輪を差し出して
「リサ、10年目のプロポーズだよ。
10年経っても、君が愛おしいし大好きだ。
これからも、オレの側にずっと一緒にいて下さい!」

「もちろん! ずっとそ…ば…にいる…よ…」
リサは泣いて頷くと、優一はリサの右手にダイヤがたくさん付いた指輪をはめた。

リサの手を取り、2人は立ち上がり抱きしめ合った。
レストランのお客様たちに拍手されリサが落ち着くまで、頭を撫でてくれた。

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