パリで出逢った ソウルメイト ②
出迎えてくれた スタッフに席へ案内され、
コースメニューのフランス料理を堪能した。

お料理のが終わり デザートがくる前にコック服を着た 良介おじさが、私達の席に来た。

「優一、リサ、結婚10年 おめでとう!
いつもフィリップに任せている厨房だが、
今日のお祝いは、特別だから俺も厨房に入ったんだ料理はどうだった? 美味かったか?」

「おじさん、ありがとう。マジ美味かったよ!
それに、一枚の絵画のようで、食べるのがもったいない気持ちになったわ!」

「おじさん、ありがとうございます!
2人でね、私達の結婚式の話もしてたの〜
あの日は、料理もゆっくり食べれなかったとか、アパルトマンに戻って食べたサンドイッチが美味しかったとか…
あっという間の10年だったわ」

「本当におめでとう。これからもヨロシクな!」

『こちらこそ、宜しくお願いします』

「じゃあ、デザート出すからな。」

「うん。 ありがとう」

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