パリで出逢った ソウルメイト ②
本社の1Fにある清掃員の休憩室と用具置き場へ

「おはようございます。今日から、お世話になる
鈴木 一《ハジメ》です。」

佐藤静江 64歳 清掃員のボスが
「あぁ、鈴木さんねー、総務から聞いてるよ。
こっち来て、……アンタのロッカーはここね。
鍵を掛けないと、お金盗まれる事あるから気をつけてねー。
荷物入れて鍵したら、こっちに来てくれる?」

「はい。」
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