響は謙太郎を唆す

放課後、響は謙太郎と一緒に帰る。

通学に1時間かけている響と、学校の近くに住む謙太郎は、毎日、駅で別れている。

クラブがある生徒、塾に行く生徒、寄り道する生徒、家に帰る生徒⋯⋯ 。

響は塾も行かずただ真っ直ぐ帰宅する。

毎日謙太郎と別れて1人で家に帰る。

謙太郎はどうしているのか響は知らない。
駅で手を振るだけだった。














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