私なんて。~芸能人家族に囲まれて~
「、、なんの用で「好きなんだ!」
???
え!好き?先輩が?!私を?!
でもすぐにそれが勘違いだと気づく。
「お姉さんの聖さんが。」
、、、あ〜そういうことね。
一瞬でも期待した私が馬鹿だった。
「この手紙、聖さんに渡してくれないかな?」
封筒には丁寧な字で"聖さんへ"と書かれていた。
「ごめんなさい。ご自分で渡された方がよろしいかと。お姉ちゃんは人に頼るような人はタイプじゃないと思うので。、、、それじゃ。」
期待した自分が情けないのと、わざわざ体育館裏まで来てあげたのにというイライラで冷たく先輩に伝えてその場を去った。