大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡！？〜君に溺れる３６５日〜

　ん？ってか私、恋かもしれないって言ってる……？

　もういいや。この感情は、やめられない事を自分が一番知ってるから。

　ピコンッ———

　スマホが鳴った。

［体調悪いんだって？大丈夫？早く帰って、見舞い行くから］

「ち、千瀬ぇ……！」

　千瀬の優しさに、目がうるんで、急に会いたくなってしまった。

　“ただの親切”ぐらいなのに、それ以上にうれしいの。