大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「ひ、幅木〈ヒビキ〉さん……。」

「……」

 千瀬の顔も凍った。

 私を抱きしめていた手もほどいて、静かになった。

「千瀬くん、いまのはどういう事かね?」

 あれ、誰だろう……。

「関係ない」

「千瀬くん……!?」

 なんで、どうして?怯えるの?

 この空気を、私が変えなきゃ……!
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