大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「ぷっ。溺れてるなぁ。俺に」

 ハートマークをつけるかのように言ってきたのは、千瀬。

「千瀬!?」
「千瀬様!?」

 七海ちゃんと、揃って声を出した。

「結輝、そんな事言ってくれるんだぁ?」

「ふっ」とバカにしてくる笑みを見せられて、胸が高鳴るが、恥ずかしくて顔は赤く染め上がる。

 すると、なにかに気付いたのか、七海ちゃんの顔は青ざめていた。
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