大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「下ろしてるの可愛いね」

 優しくそういいながら、千瀬は私の髪に触れてきた。

「いい匂いする」

「あ、ありが、とう!?」

「ふっ。声裏返ったかわい」

 またハートマークをつけるようにそう言った千瀬は、色気がすごかった。

 色気がすごい時もあれば、甘々な時もあるし、意地悪な時もあったしでもう千瀬って本当に先が読めない!

 そういえば、前の千瀬、私に最低だった頃の事は、“ツンデレ”って言うのかなぁ?
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