大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「あらヤダ!ごめんなさい!えっと、とりあえず寝せといてもらえるかしら!ソファに」

 そう言われて、俺はそっとソファに結輝を寝かせた。

 ギュッ——

 は……?

 俺は、小さい結輝に腕をがっしりと掴まれた。

「あ、あの、結凛〈ユリ〉さん……?結輝が……。」

 結輝のお母さんは、結凛さんと言う。

 そんな事より、俺、心臓がバクバク言ってる。

「ふふっ。いーじゃないの?千瀬くん、結輝好きでしょ?」

 っ……。
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