大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
 な、なにこの子……!

「めっちゃ可愛いー!!」

 そう言いながら、私は、七海ちゃんにギュッと抱きついた。

「ちょ、結輝ちゃん!?」

「七海ちゃん!こっち向いて!」

 七海ちゃんは、本当はもっと可愛くなれるはずだ。

 私は、七海ちゃんの雑って言っちゃ失礼だけど、パパッとやったような髪型を、解いて、丁寧に下ろしてロング部屋にし、

 片目が隠れていたので、たまたま持っていたピンで髪の毛を横にとめる。
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