大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
これから、俺は多分、今にない幸せをもらうんだろうな。
結輝と千瀬みたいに、溺れて、溺れさせたいな。
なんつって。
そして、幸と七海と結輝と千瀬と輝絵と家に帰った。
家に着いてからは、俺の部屋に輝絵を入れて、話を聞く事にした。
いつもいつも、どうしてこうなったと聞くと、
“今度”
と言われていた。
でも、今日は違う。
「話してくれ」
「はい」
「私は、親を中学生の時に亡くして、親友と3人でバイトをして養ってきました。
これと言ったできない事はなかったからでした。養えてきたのは。
でも、私は親友しか信用していませんでした。
まぁそれで学校に行ったら、いじめが酷かったので、爆発して暴力振ったら、クラスの親友以外全員気絶してて、最終的に先生殴って退学になりました。
信じていた親友は、クスクス笑い、まるで全てを知っているようでした。
親友と家に住んでいた私は、家に帰れなくなり、こうなったのです。」
「話が重いな」
「え?その割には反応軽くない?」
「そんなに考えて欲しくないだろ」
そんな事があったのに、あんな笑顔を……。
「輝絵」
「なに?」
言っていいのかわかんないが、まぁいいだろうと思い、
「生憎、暴走族が増えていて、被害が出ている。そいつらなら、殴っても蹴ってもいいぞ。ただし、俺がいる時にな」
「え?それってつまり?」
そう言う事だ。
「暴走族を殴って、ストレス発散しろ。今までのも、これからのも」
「やったー!」
「ただし、なんかあった時の為、俺も一緒の時にな」
「ふふっ。はーい!」
嬉しそうに微笑む彼女は、“愛しいもの”と言うのがものすごく伝わってきた。
「輝絵、好きだ」
「へ……?」
そう言って口付けた事なんて、誰も知らない。
結輝と千瀬みたいに、溺れて、溺れさせたいな。
なんつって。
そして、幸と七海と結輝と千瀬と輝絵と家に帰った。
家に着いてからは、俺の部屋に輝絵を入れて、話を聞く事にした。
いつもいつも、どうしてこうなったと聞くと、
“今度”
と言われていた。
でも、今日は違う。
「話してくれ」
「はい」
「私は、親を中学生の時に亡くして、親友と3人でバイトをして養ってきました。
これと言ったできない事はなかったからでした。養えてきたのは。
でも、私は親友しか信用していませんでした。
まぁそれで学校に行ったら、いじめが酷かったので、爆発して暴力振ったら、クラスの親友以外全員気絶してて、最終的に先生殴って退学になりました。
信じていた親友は、クスクス笑い、まるで全てを知っているようでした。
親友と家に住んでいた私は、家に帰れなくなり、こうなったのです。」
「話が重いな」
「え?その割には反応軽くない?」
「そんなに考えて欲しくないだろ」
そんな事があったのに、あんな笑顔を……。
「輝絵」
「なに?」
言っていいのかわかんないが、まぁいいだろうと思い、
「生憎、暴走族が増えていて、被害が出ている。そいつらなら、殴っても蹴ってもいいぞ。ただし、俺がいる時にな」
「え?それってつまり?」
そう言う事だ。
「暴走族を殴って、ストレス発散しろ。今までのも、これからのも」
「やったー!」
「ただし、なんかあった時の為、俺も一緒の時にな」
「ふふっ。はーい!」
嬉しそうに微笑む彼女は、“愛しいもの”と言うのがものすごく伝わってきた。
「輝絵、好きだ」
「へ……?」
そう言って口付けた事なんて、誰も知らない。