大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜

 確か、結輝のスマホは俺の指紋でも開けるようにしてくれていたはず……。

 そっとホームボタンを押すと、すぐ開いたスマホ。

 間違えない、結輝のスマホだ。

 
 後ろに立っている夜輝達の方へ歩いて行くと、後ろからなにやら人が寄ってきていた。

 だがあまりにも怪しく、よく見ると鉄のパイプを持っていた。

「危ない!!」

 俺がそう言ったのはもう遅く、バンッ!!と音と共に、倒れ込んだ俺以外。
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