大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
 そして、私はお盆に乗せた千瀬の朝食を部屋に運ぶ。

 あ、私も朝ご飯まだだなぁ。

 そんな事を思いながら、部屋のドアを開ける。

「千瀬、持ってきたよっ」

「ありがとう。ごめん、ちょっとトイレ行ってくるわ」

「はーい」

 相変わらずマイペースだなぁ。

 仕事があるっていうのに。

 私は千瀬のベッドにポスッと座り、千瀬を待った。


「ごめん。遅れた」

「あ、うん、大丈夫だよ!」  
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