大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「よかった。結輝の朝食も持ってきたから、一緒に食べよ?」

「あ、うん!ありがとう!」

 千瀬に優しく微笑むと、千瀬は顔を赤く染め上げた。

「なになに〜?私にドキドキしたの〜?」

 冗談で微笑んでそう言うと、千瀬は朝食を机の上に置いて、私の方へ寄ってきて、ムギュッと言わんばかりに抱きつかれた。

「ドキドキしてなんか悪いかよ……、四六時中お前の事で頭いっぱいなんだよ」

 千瀬の一段階下がった声のトーンにドキッとする。
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