大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「ええっ!?この状態で!?」

「別にいいじゃん。」

 彼方此方にいるメイドさん達に、ジロジロ見られて恥ずかしいので、寝るフリをする事にした。

「あぁれ?ゆーき?」

「ふースー」

と言う私の吐息が千瀬の耳元。

 千瀬はピクッと反応した。

 耳が真っ赤になってたのがわかったので、多分、顔も真っ赤だ。

 ふふっ。千瀬ったら、いつも自分からやるくせに私からドキドキさせようとするとすぐドキドキしちゃって。

 まぁ、そこも怖いぐらい可愛いんだけどね。
< 544 / 588 >

この作品をシェア

pagetop