大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
 もう、結凛さんの言葉で全ての覚悟ができたが、前は嫌われる為に、最低だった。

 ちゃんと、謝ろう……。

「あ、あのさ、結輝、」

「ん?どうしたの?」

 優しく微笑まれて、俺の心臓は更に音を立てる。

「ごめん」

 出したくても、素直に出なかった、『ごめん』出て、よかった。

 大好きな、結輝といたいという感情が勝ったと言うのを自覚した。
< 58 / 588 >

この作品をシェア

pagetop