大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜
「責任取って……」

 私は、ふと現実に戻ってきた。

「責任取ってよ!?私が千瀬の事を好きになっちゃったんだから、その分これから一緒にいるって責任を取って!」

 あはは……もう離婚かな?

 そう言う意味じゃなかったんだけど……。

「ぷっ」

 千瀬が浮かべた笑みは、嘘偽りのない優しい幼い笑顔だった。

「あっはは!!もー!!可愛過ぎるんだよ!!」


 私は、なにが起きているのかがわからなくなり、床に倒れ落ちる。


 と思うと、千瀬に支えられる。

「ごめんね、俺、結輝にだけ意地悪にしちゃう変な体質だから、許して」

「えっ……?いじ……わる……?」

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