大嫌いな千瀬くんに、好かれました♡!?〜君に溺れる365日〜

 という事は、

「半分ビター?」

 結輝は、小さく頷いた。

 あーヤバイ、泣くわー。

 そのままチョコレートを食べていくと、予想通りキスを交わした。

 チョコレートの味がまだ残っている。

 俺の目からは水が。

「ええっ!?千瀬、ごめん!?不味かった!、これでもがんばったんだけど……」

「違う、嬉しい」

 こんなにも俺の事を考えて作ってくれたチョコだなんて……。

 あー幸せ過ぎる。

 俺は、少し泣きながらも結輝に抱きついた。
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