孤独のその先に
もう大切な人を失いたくないの。


「…お前、全国1をなめんなよ」


ピリピリとした雰囲気が倉庫内を漂う。


…っ初めてみた。


朔夜のどす黒いオーラがすごい。


「ッ全国1がなんだってんだよ。俺はな…ぶっ!」


なにか言いかけたが、瞬時に朔夜が頬を殴った。


「お前みたいな汚ねぇことしかできない奴が全国1になれるわけねぇだろ!」
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