孤独のその先に
___


総長室に朔夜を呼んだ。


相変わらずきれい。


不要なものがなくてサッパリしてる。


ガチャッ_


「話ってなに?」


入ってくるなり、直球に聞いてくる。


『…聞きたいことがあって。朔夜はなにを背負ってるの?』


意を決して聞いてみる。


他人の私が聞くことじゃないのは分かってる。
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