孤独のその先に
けど、みんなと出会ってから世界が反転したの。


みんなの笑顔が、私を照らしてくれたんだよ。


『…みんなには本当に感謝してるの』


そう、自分の想いを伝えた。


朔夜たちが居なかったら今の私は居ないと思う。


「俺は美羽を守りたい。なにがあっても」


真っ直ぐ見つめてくるその瞳。


『…ありがとう』


私もみんなを守りたい。


「なぁ美羽、1つ言いたいことがある」
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