孤独のその先に
自然と手を繋ぐ私たち。


来年も、朔夜と一緒に見れますように。


こそっとお願いした。


『それより、さっきなんて言おうとしたの?』


「やっぱなんでもねぇわ」


『え、そこは教えてよ』


「やだ」


なかなか教えてくれない朔夜。


もう、きになるじゃん。


けどやっぱり花火はきれい。
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