孤独のその先に
___キィ


部屋に入っていった康二さん。


椅子に座ったとたん、誰かに電話をかけ始めた。


「…よぉ、どうだ?上手くいったか?」


なにやらニヤニヤしながら話している。


なにかいい事でもあったのだろうか。


けど、俺が予想してたのとは全く違かった。


「…あの生意気な野郎…如月 琉樹がやっと居なくなったよククッざまぁねぇな」


え…
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