孤独のその先に
「へぇ…それは残念だ」


そういって、銃口の先を私に向けた。


「ふっ地獄に落ちろ」


ぎゅっと目を瞑る。


「美羽!!!」


最後に見えたのは、朔夜がこちらへと向かってくるところ。


バンッ!


撃たれたのは私_ではなく、朔夜だった。


____っあれ…痛くない?


目を開けると、そこは血の海。
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