孤独のその先に
しばらく歩いていると


__朔夜?


え?誰かの声がきこえた。


すると、前に見覚えのある人物が。


『ッえ、り…?』


そう、そこにいたのは紛れもない絵里だった。


「やっぱり朔夜だ。久しぶりだね」


雰囲気はあのときと変わってない。


『どうして…ここに?』


「ここに来たら朔夜に会える気がしてさ。…あのときはごめんね」
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