王子なドクターに恋をしたら
「逢いたかったちゆ…」
「うん、あたしも…」
腕の力が緩められて顔を上げたところでキスで唇を塞がれて、あっという間に蕩けて酔いしれてしまう。
熱く火照る身体にあたしは艶めかしい吐息を吐き出した。
「…ちゆ、部屋に行こうか」
蕩けきったあたしの頭はポーッとしていて色っぽい目をした和泉くんを見つめながらコクリと頷いた。
手を引かれ2階に上がると正面にあるドアの向こうが寝室。
キングサイズのベッドがドーンと真ん中に鎮座し小さなサイドテーブルが両脇に置いてあるだけの部屋。
和泉くんの唯一の希望がこのベッドだった。
部屋を案内したとき「このベッド入れるの大変だったんだから!」とぼやくと和泉くんは「だってちゆと二人でゆったり寝たいんだもん」と可愛く拗ねてみせるからあたしは思いっきり照れてしまった。
部屋に入ってそれを思い出していたあたしを和泉くんはふわっと抱き上げベッドに寝かされた。
その上に覆いかぶさる大きな身体。
薄暗い中でもブルーの瞳がキラリと光ってあたしを釘付けにしてしまう。
「うん、あたしも…」
腕の力が緩められて顔を上げたところでキスで唇を塞がれて、あっという間に蕩けて酔いしれてしまう。
熱く火照る身体にあたしは艶めかしい吐息を吐き出した。
「…ちゆ、部屋に行こうか」
蕩けきったあたしの頭はポーッとしていて色っぽい目をした和泉くんを見つめながらコクリと頷いた。
手を引かれ2階に上がると正面にあるドアの向こうが寝室。
キングサイズのベッドがドーンと真ん中に鎮座し小さなサイドテーブルが両脇に置いてあるだけの部屋。
和泉くんの唯一の希望がこのベッドだった。
部屋を案内したとき「このベッド入れるの大変だったんだから!」とぼやくと和泉くんは「だってちゆと二人でゆったり寝たいんだもん」と可愛く拗ねてみせるからあたしは思いっきり照れてしまった。
部屋に入ってそれを思い出していたあたしを和泉くんはふわっと抱き上げベッドに寝かされた。
その上に覆いかぶさる大きな身体。
薄暗い中でもブルーの瞳がキラリと光ってあたしを釘付けにしてしまう。