王子なドクターに恋をしたら
「あら、頼まれてた來翔くんのオムツ忘れて来たわ。ちょっと取りに行ってくるわね」
「あ、聡子さんすいません」
「いいのよ、叶さんは千雪さんとおしゃべりしてて」
聡子さんがにっこり笑っていそいそと出て行くのを見送りおしゃべりに花を咲かせた。
ほどなくして扉が開き今度は來翔くんを抱いたお兄さんが入ってきた。
「流星さん」
「あ、お邪魔してます」
慌ててあたしは椅子から立ち上がり頭を下げた。
お兄さんは昼の明るさで見るとやっぱりかっこいいというより綺麗な男性でその美しさと神々しさが半端なくて眩しいオーラに目がつぶれそうだ。
どうぞ座ってとあたしに言いながらお兄さんは叶ちゃんのベッドに腰掛け來翔くんベッドに降ろすと叶ちゃんのこめかみにキスをした。
その自然な流れをあたしは目をぱちくりさせて眺めてしまった。
頬を染めてはにかみ照れる叶ちゃんを愛おしそうに見つめるお兄さん。
何なの!このさり気ない甘々しさは!?
ちょっと目のやり場に困ってしまう。
さすが和泉くんのお兄さんと言うべきか?
和泉くんも今はあまり触れてくれないけどいつもあたしと逢うと抱きしめキスをくれた。
それが何処だろうと誰がいようと構わない。
それが傍から見る側はこんなにいたたまれないとは思わなかった。
愛情表現がオープンなのはやっぱり半分アメリカの血が入ってるからなのだろうか。
「あ、聡子さんすいません」
「いいのよ、叶さんは千雪さんとおしゃべりしてて」
聡子さんがにっこり笑っていそいそと出て行くのを見送りおしゃべりに花を咲かせた。
ほどなくして扉が開き今度は來翔くんを抱いたお兄さんが入ってきた。
「流星さん」
「あ、お邪魔してます」
慌ててあたしは椅子から立ち上がり頭を下げた。
お兄さんは昼の明るさで見るとやっぱりかっこいいというより綺麗な男性でその美しさと神々しさが半端なくて眩しいオーラに目がつぶれそうだ。
どうぞ座ってとあたしに言いながらお兄さんは叶ちゃんのベッドに腰掛け來翔くんベッドに降ろすと叶ちゃんのこめかみにキスをした。
その自然な流れをあたしは目をぱちくりさせて眺めてしまった。
頬を染めてはにかみ照れる叶ちゃんを愛おしそうに見つめるお兄さん。
何なの!このさり気ない甘々しさは!?
ちょっと目のやり場に困ってしまう。
さすが和泉くんのお兄さんと言うべきか?
和泉くんも今はあまり触れてくれないけどいつもあたしと逢うと抱きしめキスをくれた。
それが何処だろうと誰がいようと構わない。
それが傍から見る側はこんなにいたたまれないとは思わなかった。
愛情表現がオープンなのはやっぱり半分アメリカの血が入ってるからなのだろうか。