王子なドクターに恋をしたら
「大丈夫だよ、僕がいるから。ほら見て」
和泉くんにしっかり肩を抱かれ指を差した方に視線を向けると、暗くて気付かなかったけど大きな物体が目の前にいた。
先ほど出迎えてくれた男性がそちらに歩いて行く。
「へ、ヘリコプター?」
「そう。これからあれに乗って東京の夜景を堪能しよう」
「ええ~~~!?」
うそすごい!!
あたしヘリコプターになんて乗ったことないよ!
サプライズってこのことだったんだ!
一気にテンションの上がったあたしはドアを開けて待ってた男性の手を借りてヘリの乗り込むと和泉くんも乗り込んだ。
「お待ちしてましたよお二方」
「梶原さん、今日はよろしくお願いします」
「お兄さんの秘書さん!あ!ヘリのパイロットもしてるって…」
操縦席には和泉くんのお兄さんの秘書をしている梶原さんが既にスタンバイしていた。
ぽかんとしてる間に和泉くんにテキパキと座らされベルトを締められる。
「実は、これは兄さんからのちゆへのプレゼントなんだ」
「え?」
「叶ちゃんがお世話になったからって、ちゆ、ヘリに乗ってみたいって言ってただろ?」
「え?あたし別に大したことは…」
「まあまあ、流星さんからのささやかな気持ちだから受け取ってください。さ、準備はいいですか?行きますよ」
言うなり梶原さんは沢山のスイッチを操作し始め、大きなプロペラがゆっくりと動き出したのが見えた。
こんなすごいプレゼントをくれるなんてさすがは大企業の御曹司。
和泉くんにしっかり肩を抱かれ指を差した方に視線を向けると、暗くて気付かなかったけど大きな物体が目の前にいた。
先ほど出迎えてくれた男性がそちらに歩いて行く。
「へ、ヘリコプター?」
「そう。これからあれに乗って東京の夜景を堪能しよう」
「ええ~~~!?」
うそすごい!!
あたしヘリコプターになんて乗ったことないよ!
サプライズってこのことだったんだ!
一気にテンションの上がったあたしはドアを開けて待ってた男性の手を借りてヘリの乗り込むと和泉くんも乗り込んだ。
「お待ちしてましたよお二方」
「梶原さん、今日はよろしくお願いします」
「お兄さんの秘書さん!あ!ヘリのパイロットもしてるって…」
操縦席には和泉くんのお兄さんの秘書をしている梶原さんが既にスタンバイしていた。
ぽかんとしてる間に和泉くんにテキパキと座らされベルトを締められる。
「実は、これは兄さんからのちゆへのプレゼントなんだ」
「え?」
「叶ちゃんがお世話になったからって、ちゆ、ヘリに乗ってみたいって言ってただろ?」
「え?あたし別に大したことは…」
「まあまあ、流星さんからのささやかな気持ちだから受け取ってください。さ、準備はいいですか?行きますよ」
言うなり梶原さんは沢山のスイッチを操作し始め、大きなプロペラがゆっくりと動き出したのが見えた。
こんなすごいプレゼントをくれるなんてさすがは大企業の御曹司。