王子なドクターに恋をしたら
寂しさ乗り越え再会って感動するよね。
めくるめく濃厚な時間を過ごした次の日、名残り惜しむ時間も無く和泉くんは東京へ帰って行った。
今でも思い出す和泉くんの甘い唇、逞しい身体、官能的な二人の時間。
楽しい思い出も相まってあたしはいつまでも和泉くんの事を待っていられると思ってた。
毎日のように電話もしてるしメッセージを送り合ってるしお互いの近況は知り尽くしてる。
あたしたちは確かに繋がっている。
だけど…
「さびしいよおぅ~~~~」
「うるさいなあもう、何回同じこと言うの~?」
「だって寂しいんだも~ん。あいたいよぅ~和泉くーん」
「だから言ったじゃない遠距離恋愛なんて上手く行かないって」
「そ…そんなことないもん!」
「どうだか」
ぐだぐだとクダを巻くあたしに呆れた明日美がウメサワ―の缶を煽る。
今日はあたしの部屋で好きなお酒やおつまみを持ち寄り二人で宅飲み。
和泉くんとの事を知ってるのは明日美しかいないからあたしは大いに甘えて弱音を吐きまくっていた。
北国の遅い春はとうに過ぎ今は梅雨時期の6月。
雪はすっかり溶けて無くなり、今は雨がしとしと降っていて青々としてきた草木を濡らしている。
和泉くんが帰ってからもう1カ月が過ぎていた。
今でも思い出す和泉くんの甘い唇、逞しい身体、官能的な二人の時間。
楽しい思い出も相まってあたしはいつまでも和泉くんの事を待っていられると思ってた。
毎日のように電話もしてるしメッセージを送り合ってるしお互いの近況は知り尽くしてる。
あたしたちは確かに繋がっている。
だけど…
「さびしいよおぅ~~~~」
「うるさいなあもう、何回同じこと言うの~?」
「だって寂しいんだも~ん。あいたいよぅ~和泉くーん」
「だから言ったじゃない遠距離恋愛なんて上手く行かないって」
「そ…そんなことないもん!」
「どうだか」
ぐだぐだとクダを巻くあたしに呆れた明日美がウメサワ―の缶を煽る。
今日はあたしの部屋で好きなお酒やおつまみを持ち寄り二人で宅飲み。
和泉くんとの事を知ってるのは明日美しかいないからあたしは大いに甘えて弱音を吐きまくっていた。
北国の遅い春はとうに過ぎ今は梅雨時期の6月。
雪はすっかり溶けて無くなり、今は雨がしとしと降っていて青々としてきた草木を濡らしている。
和泉くんが帰ってからもう1カ月が過ぎていた。