王子なドクターに恋をしたら
………
「へえ…岡山さんと橋爪さんが、知らなかった。おめでたいね」
明日美のおめでたい話を和泉くんにも報告した。
勿論明日美に話してもいいってOKをもらって。
因みに岡山さんは明日美の事で、橋爪さんが明日美の彼氏。
二人とも病院で会ってるから和泉くんは誰だかちゃんとわかってる。
「うん、もうあたし嬉しくって!和泉くんにも報告したくてうずうずしてたの!」
「…あ、うん。ごめんね?最近忙しくてあんまり電話できなくて…」
和泉くんは夜勤や学会が近いとかで最近はほとんどメールで電話が出来なかった。
気にしてる様子の和泉くんに取り繕うようにあたしは努めて明るく振る舞った。
「え!?ううん全然!気にしないで!和泉くん忙しいもんね、疲れてない?ちゃんと休めてる?」
「大丈夫だよ、これでも体力はあるんだ。…ねえ千雪」
「ん?なあに?」
「千雪は僕と逢えなくて平気なの?寂しくないの?」
「え?…だ、大丈夫だよ?こうやって声が聞けるし、毎日メールしてるじゃない。和泉くんが東京で頑張ってるんだな~って思うとあたしも頑張れる気がするし…」
「そう…」
何だか暗い声に心配する。やっぱり疲れてるんだろうか?
「へえ…岡山さんと橋爪さんが、知らなかった。おめでたいね」
明日美のおめでたい話を和泉くんにも報告した。
勿論明日美に話してもいいってOKをもらって。
因みに岡山さんは明日美の事で、橋爪さんが明日美の彼氏。
二人とも病院で会ってるから和泉くんは誰だかちゃんとわかってる。
「うん、もうあたし嬉しくって!和泉くんにも報告したくてうずうずしてたの!」
「…あ、うん。ごめんね?最近忙しくてあんまり電話できなくて…」
和泉くんは夜勤や学会が近いとかで最近はほとんどメールで電話が出来なかった。
気にしてる様子の和泉くんに取り繕うようにあたしは努めて明るく振る舞った。
「え!?ううん全然!気にしないで!和泉くん忙しいもんね、疲れてない?ちゃんと休めてる?」
「大丈夫だよ、これでも体力はあるんだ。…ねえ千雪」
「ん?なあに?」
「千雪は僕と逢えなくて平気なの?寂しくないの?」
「え?…だ、大丈夫だよ?こうやって声が聞けるし、毎日メールしてるじゃない。和泉くんが東京で頑張ってるんだな~って思うとあたしも頑張れる気がするし…」
「そう…」
何だか暗い声に心配する。やっぱり疲れてるんだろうか?