王子なドクターに恋をしたら
「ん…」
つい、艶めかしい声が漏れるとより一層深くなっていくキスに身体の芯が疼いてくる。
もっと欲しい、もっと奥底で繋がりたい…。
身体が和泉くんを欲している。
抱き締め合っていた身体がフッと離れていき、じわじわと熱くなっていた熱が逃げていくのを感じた。
目を開けると、欲情を孕ませた瞳がゆらゆらと揺れていた。
「駄目だな、僕はやっぱり我慢ができない」
口を拭いながらそう言うとあたしの唇を撫でた和泉くんは立ち上がった。
「行こう千雪」
「え?」
手が差し伸べられ訳もわからずその手を取るとあたしも立ち上がり向かった先はお父さん達がいるリビング。
そしてお父さんとお母さんの前で和泉くんは「千雪さんの体調も良くなったので僕の泊まってるホテルに連れていきたい」と直球を投げかけた。
「ホテル!?」
当然お父さんとお母さんは驚愕し、あたしは唖然としてしまった。
ひや〜!お父さんみるみるうちに不機嫌になってくよ〜。
でも和泉くんは怯むことなく「後2日で僕はまた帰らないといけない。だから出来るだけ千雪さんと一緒に居たいんです」と真摯に真剣にお父さんに訴えた。
つい、艶めかしい声が漏れるとより一層深くなっていくキスに身体の芯が疼いてくる。
もっと欲しい、もっと奥底で繋がりたい…。
身体が和泉くんを欲している。
抱き締め合っていた身体がフッと離れていき、じわじわと熱くなっていた熱が逃げていくのを感じた。
目を開けると、欲情を孕ませた瞳がゆらゆらと揺れていた。
「駄目だな、僕はやっぱり我慢ができない」
口を拭いながらそう言うとあたしの唇を撫でた和泉くんは立ち上がった。
「行こう千雪」
「え?」
手が差し伸べられ訳もわからずその手を取るとあたしも立ち上がり向かった先はお父さん達がいるリビング。
そしてお父さんとお母さんの前で和泉くんは「千雪さんの体調も良くなったので僕の泊まってるホテルに連れていきたい」と直球を投げかけた。
「ホテル!?」
当然お父さんとお母さんは驚愕し、あたしは唖然としてしまった。
ひや〜!お父さんみるみるうちに不機嫌になってくよ〜。
でも和泉くんは怯むことなく「後2日で僕はまた帰らないといけない。だから出来るだけ千雪さんと一緒に居たいんです」と真摯に真剣にお父さんに訴えた。