終わらない恋を、キミと。
取り敢えず誰が来たのか2階の窓から確かめなければ…!
1階の窓から覗いて、もし目が合っちゃったらなんか怖いもん。
ピンポーン。ピポピポピポピポピンポーン。
「…っっ」
どうやら2階からその姿を確認する事を許してくれないチャイムの主。
ハァッ…とため息つきながら降参したわたしは、
ゆっくりと玄関のドアを開けた。
「はいはい、どちら様ですか?新聞なら契約しているところがあるからお断りしまーーー」
す。…す。まで言いたかったのだけど、それを阻止したのは、
今朝のイケメンだった。
今朝のイケメンが何故だかわたしが通っている学校の制服着て仏頂面でこちらをガン見してきている。
ーーー怖いんですけど!!!!!
ひぃぃぃっ!!と恐怖と興奮を叫びに変えた表情のわたしにイケメンはズイズイとわたしに近付いてきて、とうとうお互いの息遣いが聞こえる距離になって、赤面して若干恥じらうわたしに不思議な事に彼は上機嫌だった。
…なんなんだ?