極上御曹司と授かり溺愛婚~パパの過保護が止まりません~
 バスルーム、シャワーの下。一糸まとわぬ姿の私は、うしろから綺麗に筋肉がついた体に抱きしめられている。

 朔也さんは泡立てたボディソープを私の体にすべらせて、鎖骨から胸の膨らみ、そして平らな腹部と、節のある指でなでていく。

 たっぷりの泡に少しは羞恥心が和らぐが、指が敏感な場所へと移動して、下腹部に痺(しび)れを感じてくる。

「ん……ぁ……」

 ぐにゃりと脚に力が入らなくなる私を支えてくれるが、続いて胸の頂も愛撫され、耐えられなくなって朔也さんの腕の中で振り返った。

 キスしてほしい。

 朔也さんの両頬に両手を伸ばすと、情熱的に熱い唇を押しあてられた。朔也さんのキスはとろけてしまいそうなほどで、もう立っていられなかった。
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