貴方は私の光です。
「俺の事怖いの?」

私の心の中を読まれた気がして動揺した

「まぁ、そうですね怖いです」

そんな私の動揺を読まれたくなくてなるべく冷静に答えた

「くっ…ふははっ面白いね君素直だし」

急に口元を抑えて体を曲げて震え出したから吐きたいのかと思った

「ありがとうございます?」

何となく褒められてる気はしないけど一応何か言わなきゃいけない気がして咄嗟にでた言葉がこれだった

「ははっ…はぁー面白かった」

そんなに何が面白いのかよく分からなかったけど人が笑っているのを見るのは好き

「ねぇねぇ君林って言ったよね」

「まぁはい」

「ちょっと着いてきてくれない?」

「………え?」

そう言った瞬間私の腕を掴んで秋と言う男は足を進めた
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