私達には、関わらないで!!

土曜日は、朝の内は寮で過ごし
会社に少し出てから
電車かバスを使い鎌倉へ。

まだ、本調子ではないから
車は、芽依に止められていた。

陽菜乃を幼稚園に迎えに行きたいが
今は、我慢だ。

今週は、早乙女にもゆっくりするように
話してある。
日曜日の夜まで鎌倉にいる。
着替えや必要な物を宅配で
送っておいた。
芽依は、笑っていたが
芽依の部屋に俺の物があることが
俺は、嬉しくてたまらない。
そう話すと、真っ赤になる芽依が
たまらなく愛しい。

芽依が陽菜乃を迎えに行く間は
一人でマンションにいる。

ソライルにも行きたいが
今は、避けた方が良いと
理さんからも。

「「ただいま。」」
と、玄関から
俺が、玄関まで行くと
「パパっ!!」
と、陽菜乃が飛び付いてくる
ギュッと抱き締めてから
「陽菜乃、お帰り。」
と、言うと
「パパ、ただいま。
おからだ、だいじょうぶ?」
と、訊いてくれたから
「うん。ありがとう。
元気になってるよ。」
と、言うと
「良かったね。」
と、何度も言う。
「ひな、手を洗ってね。」
と、芽依に言われて
二人で洗面所に行き手を洗う。
陽菜乃の幼稚園の話や
会えない間の話をしている間に
芽依は、洗濯物をたたんで
お風呂を沸かして
夕飯の準備をする。

「手伝うよ。」と、言うが
陽菜乃の相手して上げてとか
無理したらだめだと
言われる始末だ。

陽菜乃と初めてお風呂に入る
湯船に色々浮かべて
楽しいや。
俺が小さいとき
こんな事はしなかったなぁ
と、思いながら·····

ご飯を食べてから
芽依もお風呂に入る。

その頃には、陽菜乃は
眠くてふらふらしている。
本を読んであげると
俺の膝で寝てしまった
本当に、可愛くてたまらない。

芽依は、そんな俺を見て笑っている。
「悠真、久しぶりにゆっくり
お風呂に入ったよ。ありがとう。」
と、言うから
「ずっと、一人で大変だったな。」
と、言うと
「ううん。陽菜乃がいたから
私、頑張ってこれたんだよ。
だから、大変じゃないよ。」
と、言う芽依に
「ありがとう。」
と、言って陽菜乃をベッドへ運ぶ。
「今日は、パパと寝る。」
と、言ってくれたから
芽依が布団で寝ることに。

芽依に今の現状を話した。
「とにかく、無理だけはだめ。」
と、言う芽依に
「じゃ、癒して。」と、キスをする。

前回は体調も悪く
芽依が側にいるのに抱く事も
出来なかったから
「芽依に触れたい。」
と、言うと
芽依が頷くから
芽依の布団へ二人で入る。
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