私達には、関わらないで!!
10章
···初めての幼稚園と婚姻届
そのまま、朝まで芽依を離して
やれずに·····
「んんっ···もぅ··む··りっ···ゆう···まっ····
「くっ·····うんんっ··はぁ···っ····」
そのまま寝落ちした芽依を一度
抱き締めてから身体を拭いて
着替えさせて布団をかける
「愛している。」
と、目蓋に口付けをして
俺は、ベッドへと入り
陽菜乃に近づいて眠りについた
一、二時間しか眠れないが
気だるい身体に反して心は温かだった。
アラームで起きて
朝食を作る
やはり、芽依は、起きれない。
「パパっ、はよ。」
と、俺の足に抱きつく陽菜乃を
抱き上げると俺の肩に頭を置いて
眠りそうに····
かわいくてたまらなくて
このまま眠らせてあげたいが
「ひな?幼稚園やすむ?」
と、言うと
「い···やだ···、行く。」
と、言うからおろして
顔を洗いに行かせる
「パパ?ママ起きない?」
「うん、疲れているから
眠らせてあげよう。
だから、今朝はパパと幼稚園行ってくれる?」
と、言うと
「ほんと?パパと行けるの?
嬉しい。早く用意しなきゃ。」
と、言うと陽菜乃と
朝食を食べてから
起き手紙を置いて幼稚園へ。
初めてで俺もワクワク
「あら?陽菜乃ちゃん。」
「先生、おはようございます。
今日は、パパときたの。」
と、言う陽菜乃に先生は、目を白黒させて
「初めまして、陽菜乃の父
石川と言います。
訳あって離れておりましたが
今日無事に入籍いたしました。
あっ、本当の父親ですよ。」
と、言うと
先生は、
「陽菜乃ちゃんから
パパお体悪いのって聞いてました。」
「はい。嫁と陽菜乃のお陰で
快復いたしました。」
と、言うと
「それは、よろしかったですね。
お父様のご登録は、また、改めて。」
と、言われたから
「宜しくお願いします。」
と、言って
「陽菜乃、頑張ってね。」
と、手を振ってからマンションへ。
部屋にそっと入るが
シーンとしているから
芽依は、寝ているんだろうな
と、寝室を除くと
布団に小さくなって眠る芽依がいて
嬉しくて、そっと布団に入り
芽依を抱き締めると
芽依がすり寄ってきて
クスクスと笑っていたらいつの間にか
寝てしまっていたらしく
起きたら芽依がいなくて
慌ててリビングに行くと
芽依は、お昼の準備をしていたから
後ろから抱き締めた。
「悠真、ごめんね。
陽菜乃送ってくれたんだね。」
と、言うから首を振りながら
「とってもワクワクしたよ。
嬉しかった。
あっ、だけど、無理させてごめん。」
と、言うと
「意識はあるんだ。
無理させたって。」
と、言うから
二人で笑ってしまった。
昼食を食べてから
市役所に婚姻届を提出してから
ソライルに報告に行った。