私達には、関わらないで!!
石川財閥?
許嫁?
次期総帥?
なんなの?何で私を騙したの?
結婚する相手がいるのに
なんで?
楽しかった?
あなたに、はまっていく私を見て
笑っていたの·····
本当に、大好きだったのに·····
自分が情けなくて·····
情けなくて······
たまらなかった·····
泣いて、泣いて、泣きつかれて
そのまま、眠ってしまった。
翌朝、顔を見て
倒れそうになる
まるで····化け物···みたい·····
サングラスをかけて
ホテルを後にした。
家に着くと
母はびっくりした顔をして
私を抱き締めた。
私は母の胸で
再び泣いてしまった。
落ち着いてから
母に全てを話した。
悠真の事
秘書の林さんに言われた事の全てを·····
母は、凄く怒ってくれた。
それだけで、本当にそれだけで
私は救われた。
お父さんが帰るまで
お母さんから目蓋を
冷やしてもらった。
お父さんが帰宅してから
私の顔を見て
身体の事を心配して
ゆっくりするように言った。
私が暮らしていたマンションには、
少し落ち着いてから
母と一緒に行き解約をした。
悠真の荷物をみると涙が溢れるが
騙されていたんだ
あなたは、バカなのよ
と、自分に言い聞かせながら
作業をした。
殆どの荷物を廃棄をして
必要な物だけを業者に運んでもらった。
·······終わった。
·······全て····
········終わった·····。。