アタシと秘密の王子さま
それはなんだか…
いとこの家に、恋人を連れて行くって、
なんだかそれ…
あたしは、自分の想像…いや、妄想に、思わず赤面してしまった。
穏やかに二人の一日が、終わって行くと思っていたのに、最後に緊張するイベントが待っているとは思わなかった。
約束の時間は6時半。
あたしたちは、一階上の美花さんの家にいた。
玄関で出迎えてくれた社長は、ボタンダウンのシャツに、カーゴパンツというラフなスタイル。
セットしてない髪が額にかかって、会社にいる時よりも優しく見えた。
「いらっしゃい!」とキッチンから、美花さんが顔をのぞかせた。
上司の、しかも社長のお宅にお邪魔するなんて、そんなこと考えてもいなくて、緊張しながら、リビングに進んだ。
いとこの家に、恋人を連れて行くって、
なんだかそれ…
あたしは、自分の想像…いや、妄想に、思わず赤面してしまった。
穏やかに二人の一日が、終わって行くと思っていたのに、最後に緊張するイベントが待っているとは思わなかった。
約束の時間は6時半。
あたしたちは、一階上の美花さんの家にいた。
玄関で出迎えてくれた社長は、ボタンダウンのシャツに、カーゴパンツというラフなスタイル。
セットしてない髪が額にかかって、会社にいる時よりも優しく見えた。
「いらっしゃい!」とキッチンから、美花さんが顔をのぞかせた。
上司の、しかも社長のお宅にお邪魔するなんて、そんなこと考えてもいなくて、緊張しながら、リビングに進んだ。