アタシと秘密の王子さま
「この人が畳が好きで、ゴロゴロするときはいつも畳の上よ」
美花さんは呆れ顔。
「床暖あるのにねー。冬はここにコタツ出すんだよ」
賢が教えてくれた。
「うっそー、社長がコタツに入ってるなんて、想像つかない!」
「日本の冬は寒いから、コタツは最高のアイテムだよ」
「イギリスの冬を何回も過ごしてるのにね」
そんなことを言っていても、美花さんはなんだか幸せそうだ。
この二人を見るといつも思う。
あたしたちの前では、決して触れ合ったりしてないのに、なんて幸せそうな雰囲気を醸し出しているんだろうって。
「時にあかね…」
「はいっ」
社長に、あかねって呼ばれて、ちょっとびっくりした。
美花さんは呆れ顔。
「床暖あるのにねー。冬はここにコタツ出すんだよ」
賢が教えてくれた。
「うっそー、社長がコタツに入ってるなんて、想像つかない!」
「日本の冬は寒いから、コタツは最高のアイテムだよ」
「イギリスの冬を何回も過ごしてるのにね」
そんなことを言っていても、美花さんはなんだか幸せそうだ。
この二人を見るといつも思う。
あたしたちの前では、決して触れ合ったりしてないのに、なんて幸せそうな雰囲気を醸し出しているんだろうって。
「時にあかね…」
「はいっ」
社長に、あかねって呼ばれて、ちょっとびっくりした。