アタシと秘密の王子さま
あの笑顔は反則でしょ。
思い出しただけで、耳まで熱くなる。
筋肉すごかった…
外国人選手みたいな体つきだった…
男子選手の上半身裸は見慣れていて、特になんとも思ったことはなかったのに。
こんな風になるなんて、彼はなにが違うの?
タイプじゃないもん。彼は同僚。
帰ろう…帰って、お風呂に入って、寝よう。
明日は多分、筋肉痛だ。
研修二日目、予想通り筋肉痛。
重たい体を引きずって駅を出ると、前方に華やかな集団を見つけた。
なんだか、心が重くなったような気がした。
「あれ、鳥越氏じゃね?」
ドキッと、心臓が跳ね上がる。
後ろから声をかけてきたのは由美子だった。
思い出しただけで、耳まで熱くなる。
筋肉すごかった…
外国人選手みたいな体つきだった…
男子選手の上半身裸は見慣れていて、特になんとも思ったことはなかったのに。
こんな風になるなんて、彼はなにが違うの?
タイプじゃないもん。彼は同僚。
帰ろう…帰って、お風呂に入って、寝よう。
明日は多分、筋肉痛だ。
研修二日目、予想通り筋肉痛。
重たい体を引きずって駅を出ると、前方に華やかな集団を見つけた。
なんだか、心が重くなったような気がした。
「あれ、鳥越氏じゃね?」
ドキッと、心臓が跳ね上がる。
後ろから声をかけてきたのは由美子だった。