アタシと秘密の王子さま
「じゃあ…」
軽く手を上げて、鳥越くんがテーブルを離れる。コーヒーを買って、リフレッシュコーナーから消えた。
鳥越くん、逃げたね…
「よしっ、約束させた」
「真弓、アンタって子は…」
呆れる由美子に、ドヤ顔の真弓。
やっぱり、女子の恋愛は怖い…
あたしのこれまでの人生、恋愛とは無縁だったから、余計にそう思う。
お兄ちゃんにくっついて柔道を始めたのは、小学校一年生の時だ。
それからはひたすら柔道の日々。勝てると嬉しくて、稽古に熱が入り、負ければ悔しくて、どちらにしても稽古に没頭した。
あたしはどんどん勝ち続けた。
勝ち続けれは注目される。
軽く手を上げて、鳥越くんがテーブルを離れる。コーヒーを買って、リフレッシュコーナーから消えた。
鳥越くん、逃げたね…
「よしっ、約束させた」
「真弓、アンタって子は…」
呆れる由美子に、ドヤ顔の真弓。
やっぱり、女子の恋愛は怖い…
あたしのこれまでの人生、恋愛とは無縁だったから、余計にそう思う。
お兄ちゃんにくっついて柔道を始めたのは、小学校一年生の時だ。
それからはひたすら柔道の日々。勝てると嬉しくて、稽古に熱が入り、負ければ悔しくて、どちらにしても稽古に没頭した。
あたしはどんどん勝ち続けた。
勝ち続けれは注目される。