アタシと秘密の王子さま
「あー、やっぱり、あんたには敵わないよ。ちょっとはあたしに花をもたせなさい」
「それとこれとは話が別です!」
あたしは先輩に手を差し伸べた。
「小林ぃ、アップ終わった?」
鳥越くんが急に現れた。
「上里さん、小林借ります」
「あー…はいはい、どうぞー」
葉子先輩がヒラヒラと手を振った。
「昨日のつづき、今日はやられないからな」
ああ、昨日技をかけられたのが、そんなに悔しかった?
真弓がこっちを睨んでる。
でも、そんなんじゃないから。
あたしはまた、鳥越くんと向かい合う。
「最初はゆっくりな、おまえ、リーチ短いから
さ」
「あたしのこと、チビって言いたいんでしょ!」
「それとこれとは話が別です!」
あたしは先輩に手を差し伸べた。
「小林ぃ、アップ終わった?」
鳥越くんが急に現れた。
「上里さん、小林借ります」
「あー…はいはい、どうぞー」
葉子先輩がヒラヒラと手を振った。
「昨日のつづき、今日はやられないからな」
ああ、昨日技をかけられたのが、そんなに悔しかった?
真弓がこっちを睨んでる。
でも、そんなんじゃないから。
あたしはまた、鳥越くんと向かい合う。
「最初はゆっくりな、おまえ、リーチ短いから
さ」
「あたしのこと、チビって言いたいんでしょ!」